フリーマーケットの基本

 ここではフリーマーケットの基本を解説しています。内容は主に千葉・東京・埼玉の大型会場のものを前提にしています。

1.開催時期
 主に日曜日。一部、土曜日や祝日に開催している会場もある。 開催頻度は月に一度が多く、中には不定期・毎週などの会場もある。各運営元のHPなどで確認できる。年末・春休み期間は開催が多く、最も開催が少ないのは夏休み期間。


2.開催時間
  9:00~15:00という時間に公表されている場合が多いが、実状は異なる。
 
 開始時間
 出店者が商品を並べ次第、購入可能なため、実際は搬入時間から始まっている。多くの場合は開催時間の1時間前つまり8時ごろから買い物が可能になり始める。とにかく探し尽くしたい場合はココから攻める。

 終了時間
 出店者のうち、開催時間の終わりまで出店している者はごく一部。早ければ13時ごろから退店する店が出はじめる。天気や客足によっては早まることがあり、真夏の14時に行っても、ほとんど誰も残っていないことがあるほど。 基本としては13時までには足を運びたい。


3.準備  
 
 入れ物(マイバックなど)
 基本的には袋は店が用意しているものだが、あるとスムーズ。
 
 小銭 こちらも基本的には店が用意しているので不要だが、一般の出店者だと万札・五千円札はキツい場合もあるため、千円札ぐらいは用意しておきたい。
 
 天気予報
 必須。開催時間中、3分でも本降りの雨が降れば中止。小雨でも10分降れば中止なので、事前にチェックしておこう。

 暑さ対策(夏季) 会場は駐車場や公園など野外が中心のため、真夏で無くても焼けるほど暑い場合もある。

4.買うまでの手順
 
 ① 店まで行く 基本的に会場は自由に出入りできるので、準備や手続き等は不要。まずは一通り回ってみよう。

 ② 手に取ってみよう 気になる商品があれば手にとってよく状態を確認する。分からないことは気軽に店の人に聞こう。店主の前で気が引けることもあるが、ここを怠ると後で後悔することが多い。しっかりやるべき。
 店のスタイルによっては、手に取った時点で話しかけられることが多いので、心の準備を。

 ③ 価格の確認 価格が明記されていなければ、店の人に確認。値切るなら交渉開始。好き嫌いが分かれるところだが、これがフリーマーケットの醍醐味でもあるので、挑戦してみよう。
 * 値切りについては別途解説予定

 ④ 購入 「これください」と購入する。

5 .どんな商品があるのか

 服(古着)  どの会場でも一番多い、メイン商材。特に多いのが子供服。相場は普通の服ならば100円程度、上着で500円ぐらい。船橋競馬場では毎回、とんでもない量を扱う業者がいるなど、会場や時期によって特色も出る。

 玩具 児童向けのものが中心。トレーディングカードから大型遊具までジャンルも価格も様々。一般家庭から出ているものではレア物が混じることもあるので、面白いところ。

 手作り品 アクセサリーなどの小物やバックや服飾など。手作りと言ってもプロ級の高度なものを扱っている場合も多い。こちらが目当てならば大規模会場よりも、手作り品専門のフリーマーケットに足を運んだほうが遥かに充実しているのでお薦め。

 家電 家庭の不要品から、専門業者のジャンク品に大別される。格安なうえ、珍しいものが見つかることが多い反面、品質が問題となる。掘り出し甲斐のあるところ。

 食品 農産物や菓子や調味料、軽食を扱うキッチンカーなどが出ていることもある。会場によっては出店禁止の場合もあるうえ、それほどお買い得でもない場合が多い。

 その他、服飾雑貨・工具・DVD・家具など、禁止されていないものならば、ほぼ何でも売られている可能性があると思っていい。会場によって異なるので、気になる場合は出店規約を確認してみよう。
 

 

6.ポイント

 あくまで「何があるか分からない」というスタンスで行くこと
 
× ガッカリしがち
 →  「ブランドの子供服を安く買いたい」「プラモデルが欲しい」など「具体的に何かを探しに行く」
 → 「とにかく安くて、それなりのものを買いたい」「他で買うより得をしたい」


○ エンジョイできる

 → 「何か面白いものがあればいいな」「俺の目利きで掘り出し物を見つけてやるぜ」
 → 「世間話でもしつつ、まったり過ごそう」「暇つぶしにプラついてみるか」


2020年03月11日|カテゴリ:フリーマーケット